2013/08/25

Chromeのパス設定

※以下「shell:Local AppData」は「ドライブ名:\Users\ユーザー名\AppData\Local」と置き換えること

●大前提
Chromeはデフォルトで下記のパスにユーザデータを保存する
shell:Local AppData\Google\Chrome\User Data

●基本
デフォルトフォルダを他ディレクトリのフォルダに差し替えるべく、mklinkコマンドを利用してシンボリックリンクを作成する

mklink /d "shell:Local AppData\Google\Chrome\User Data" "保存させたいディレクトリのパス"

上記により下記の起動オプションは省略できる
"C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe" -user-data-dir="保存させたいディレクトリのパス"

つまりアプリを素直に起動するだけでよい。起動オプションはいらなくなる。


●応用1・キャッシュの保存先を変更する
Chromeのプロファイルの保存先をわざわざデフォルトから変更させるということは、保存(バックアップ)をしたいと思われる

しかしこのような場合キャッシュフォルダはバックアップしなくても良いケースが多い

Chromeは終了時にキャッシュを削除する設定がない

最初からバックアップ対象ディレクトリ以外へキャッシュを保存するようにすれば良い

起動オプション
"C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe" -disk-cache-dir="キャッシュを保存させたいディレクトリのパス"

●応用2・キャッシュ保存先変更の起動オプションを省略させる
デフォルトのキャッシュ保存パスに対してシンボリックリンクを作成する

mklink /d "shell:Local AppData\Google\Chrome\User Data\Default\Cache" "キャッシュを保存させたいディレクトリのパス"



以上のすべてを施せば下記すべてを同時に満たせる
・アプリを素直に起動するだけよい(起動オプション不要)
・Chromeのユーザープロファイルを任意の場所に指定可能
・キャッシュ保存先をユーザープロファイルとは異なる場所に指定可能


そんなことせんでもChromeのクラウド経由同期機能でいいのでは?

完全に全データ、全ファイルが同期できるようになるまでの経過措置
※現状は一部ファイルや機能拡張、設定が同期されない

2012/06/23

Firefox用アドオン版Autopagerizeをカスタマイズした

たまにしかやらないのですっかり忘れてた。
…ので、メモしとこう。

  • デスクトップに下記をコピー
{Firefoxのプロファイルフォルダ}\extensions\jid0-tKjnEA5X3eBoP5HnqjBYQ4U3AcM@jetpack.xpi
  • 拡張子をzipに変更
  • resources\autopagerize\data\autopagerize.user.jsを取り出して編集
var BASE_REMAIN_HEIGHT = 400の400を4000に
var MIN_REQUEST_INTERVAL = 2000の2000を200に
  • 改造のための編集は以上(ここから先は元に戻す方向の作業)
  • 改造したautopagerize.user.jsを元のzipに上書き保存
  • jid0-tKjnEA5X3eBoP5HnqjBYQ4U3AcM@jetpack.zipの拡張子をxpiに変更
  • {Firefoxのプロファイルフォルダ}\extensions\へ上書き

2012/06/02

IE9のお気に入りや履歴を常に表示させる方法

IE7、IE8、IE9でお気に入りや履歴をずっと表示させようとしてもデフォルトのキーボードショートカットではすぐ消えてしまう。

お気に入りや履歴をずっと表示させるには、表示するキーボードショートカットにShiftを加えると常時表示が実現できる。


Ctrl+i → お気に入りを一時的に表示 (オフにするにはescキー)
Ctrl+Shift+i → お気に入りを常時表示 (オフにするにはもう一度繰り返す)

2012/05/30

ThinkPad Edge 11のホットキー機能統合が動かない

省電力マネージャーを3.x系統から6.x系統(6.30 g6u420wj.exe)にアップデートしたら省電力マネージャーアプリのバッテリータブを表示すると電源ボタンを長押ししても電源が切れないほどの酷いフリーズに見舞われる。

省電力マネージャー(6.30)とThinkPad 省電力ドライバー(1.65)をアンインストールする

するとホットキー統合機能が作用しなくなった

なぜか

ホットキー統合機能の動作条件に省電力ドライバーが必要だから

解決策

省電力ドライバーだけをインストールした後、ホットキー統合機能(8jvu12wj.exe)を再インストール

VS2010SP1のエラーコードEC13

Win7Pro (x64) SP1環境のVisual Studio C++ 2010 Expressに、VS2010SP1(Visual Studio 2010 SP1パッチ)がエラーコードEC13と表示されて適用できなかった。

Microsoft .NET Framework 4 Update (KB2468871) [NDP40-KB2468871-v2-x64.exe] http://support.microsoft.com/kb/2468871 をインストール→VS2010C++Expressの修復インストール→再起動を経て無事にSP1パッチを適用できた。 ほっ(>_<)

〝追記〟
うまくいったウッシッシと思ってたら、しばらくするとWindows Updateから「SP1をアテなさい」とのイミフな通知がなされ、もうSP1になってるっちゅうねんと思いつつやってみたら再びEC13エラーが発生してしまった。やんなきゃヨカッタネー(´・ω・`)

結局レジストリを修正することで回避した。

修正エントリは(使用しているOSが64bit版なので)
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\VSTO Designtime Setup
対応内容はVSTO Designtime Setupをまるごと削除。

2012/04/09

Taberareloo (2.0.59) でGoogle+のアイコンが表示されないので改造してみた

Chromeのextension、Taberareloo(2.0.59)のポスト小窓でGoogle+の小さなアイコン(ファビコン, favicon)が壊れアイコンとして表示されなくなった。


調べてみたらGoogle+のfavicon、ファイル名が変わったようだった。
それじゃーファビコンが表示されないのも無理ないw (;・∀・)

旧ファイル名
http://ssl.gstatic.com/s2/oz/images/faviconr.ico

新ファイル名
http://ssl.gstatic.com/s2/oz/images/faviconr2.ico

そこでTaberarelooのソースを少しいじってみた。

改造したファイル
(前略)\Default\Extensions\ldcnohnnlpgglecmkldelbmiokgmikno\2.0.59_0\lib\model.js

2466行目を
[BEFORE]
ICON : 'http://ssl.gstatic.com/s2/oz/images/faviconr.ico',
スクリーンショット:Taberareloo (2.0.59)、ポスト画面のGoogle+の様子(改造前)

[AFTER]
ICON : 'http://ssl.gstatic.com/s2/oz/images/faviconr2.ico',
スクリーンショット:Taberareloo (2.0.59)、ポスト画面のGoogle+の様子(改造後)


治ったー(・∀・)

2012/04/06

minus.com 使用感メモ

クラウドストレージとメディアファイル共有サービスをニコイチにしたようなサービス「minus.com」を軽く触ってみた。しっかり覚えられるほどドップリと触れた訳ではないので忘れないようにメモ。
※公開下書きも同然の状態です。後日さらに気づいた点があれば黙って書き加えたり、こっそり修正なんかもしちゃったりします。
Firefox編
Firefox用アドオン(1.7.99)を利用してブラウザのスクリーンキャプチャをアップロードする際、下記の症状がある。
  • エディタ経由でアップロードすると画像がアップロードされない。
  • エディタを経由しないでアップロードすることは可能。ただし収録フォルダを選択できない。

Chrome編
Chrome用機能拡張(1.7.98)は、Firefox用アドオンのようなキャプチャ画像に対する加工編集機能が利用できない。ChromeKeyconfigとの相性のせいかエリア選択とWEBページ全体の両キーボードショートカットが利用できないため(私の環境では)WEBサイトの見えている範囲のキャプチャしかできなかった。

iPhone公式アプリ編
iPhoneアプリ(2.3.2)を利用してiPhoneのスクリーンキャプチャをアップロードするとpngがjpgに強制変換させられる。

WEBサイト編
ファイル名に2バイト文字が使われていると、個別ダウンロード、まとめてダウンロード(zip化)、どちらでもファイル名が文字化けする。 その化け具合によっては
  • Windows XP SP3のセキュリティ機能によりファイルがブロックされる。(誤動作を引き起こすファイル名になり得る)
  • WinRARなど、各種解凍(展開)ユーティリティでも扱えなくなる。

Windows用デスクトップクライアント編
Win用クライアント(1.8.0.0)の通知トレイアイコンへマウスオーバーすると、ドラッグアンドドロップによるファイルアップロードを示唆する大きめの吹き出しが表示される。どうもタスクバーがデスクトップ領域の下辺(デフォルト位置)にある前提しか考慮されていないようで
  • タスクバーを左サイド・右サイドに配置していると一部が欠落する。(はみ出して見えない)
  • タスクバーが上サイドに配置されていると全く見えなくなる。


といった感じでした。

細かな不満点はあるものの、基本的にはかなり好印象だったため、しばらく継続的・好意的に進化具合を見守りたいでっす。